ico 北海道情報大学 宇宙開発研究会 ico

[缶サット]

「缶サット」とは

缶サットはスペースプローブとも呼ばれており、小型の模擬人工衛星です。
そのため、実際の探査機と同様に各種データの取得を行うことはもちろん、小型のロケットで打ち上げを行います。

製作中の缶サット

大学の講義で学んでいる、AI(人工知能)に関係する知識を活かして 「物体検出を用いたターゲットポイントの検出と最適なルート検出」をコンセプトに製作をしています。

HIU宇宙研が製作している缶サットはローバー型と言われるもので、ロケットからの放出後にパラシュートを用いて、 地上まで降下させた後にゴムタイヤを用いて目的の地点まで移動させるシーケンスになっています。

また、缶サットに「9軸センサ」や「気圧センサ」を搭載することで、どのような動きをしたのかを精密に記録しています。

さらに、カメラを搭載することで、AI(画像認識)技術を活用し 「ターゲットポイント(目的の地点)の検出」と「最適なルートの検出」を可能にしています。

スペースプローブコンテストへの挑戦

「大会出場に向けた缶サットを製作する」という大きな目標に向かい、より高度な研究を行いたいと考えるようになり、 株式会社植松電機様が主催する「スペースプローブコンテスト」に2022年から挑戦しています。

株式会社植松電機 スペースプローブコンテスト (外部リンク)

北海道情報大学HP HIU宇宙研が、「スペースプローブコンテスト2022(以下、SPC)」に参加しました! (外部リンク)

CanSat2022

「HIU宇宙研 SPC2022 CanSat」

SPC2022_DATA

「HIU宇宙研 SPC2022 取得データ 解析結果」

SPC2022

「HIU宇宙研 SPC2022参加メンバー」 2022年9月撮影

2023年3月12日更新